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勢いだけでとりあえず開設した二次創作保管庫です。「二次創作」をご存知ない・嫌悪を覚える方は閲覧をご遠慮ください。DDFF及びFF6にて魔導の少女を溺愛する駄文を羅列いたします。
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2019/11/18 (Mon) 21:10
Posted by シスターM
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Noche.様から拝借した選択式お題で、『2人は一緒のフリティナジャック!』(memento.様主催)に挑戦してみました。

ラブくないっていう痛さが満載ですが、よろしければご覧下さいませ。

一雫の後悔

それは、最初で最後かもしれない、君の弱音。


   *


戦いたくない、と漏らす少女は、誰よりも華奢で繊細で。
きっと戦火などに縁遠い世界で過ごしていたのだと、勝手に思い込んで。
無理をするな、と当たり障りない言葉を、無責任にかけたのは自分。

「ちがうわ」

少女は俯き、やがて紫水晶から、大きな雫。
女性の扱いなど慣れている筈もなく、増してや泣かせた事などなくて。
どうしたら良いのかわからず、途方に暮れかけた、とき。
彼女が開いた、重い口。

それは、戦争で故郷を失った自分の境遇よりも、遥かに凄惨でしかなく。
故郷は愚か肉親も、更には己の意思までも、全て奪われた長い年月。
全てはただ、その儚い身の内に宿す、自らも持て余す程の『力』のため。

「こんな力、欲しく、なかった……」

水晶の雫は、絶え間なく溢れて。

 


「すまない」

ぎこちない動作の俺の抱擁は、少女に何かを与えただろうか。
ただ、少女はそっと身を寄せて。

「ありがとう」

あたたかい、と呟いた。


   *


あれは、二度と繰り返したくない、俺の悔い。

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プロフィール
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シスターM
性別:
女性
自己紹介:
とうとう40代になった専業主婦。
二次創作歴はオンラインで10年程度。たまに好きジャンルのアンソロ本に寄稿させていただいてました。
此度はソフト未購入なのにムービーと素敵サイト様の作品によって墜落→6キャラ総愛され→本編6カップリングプラス、とブログがおかしな進化中。結局ハード込みでソフトお買い上げ(笑)自プレイはチュートリアルで既に断念気味。
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