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勢いだけでとりあえず開設した二次創作保管庫です。「二次創作」をご存知ない・嫌悪を覚える方は閲覧をご遠慮ください。DDFF及びFF6にて魔導の少女を溺愛する駄文を羅列いたします。
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2019/05/27 (Mon) 18:04
Posted by シスターM
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カテゴリ変更した後、チェックし直してみたところ、2絡み創作が実は1作でした(爆)
こりゃイカン!と思った挙句、何故かしょーもない文章を完成。
捏造設定の中で、料理が得意なキャラクターとして大多数の方が挙げておられるフリオさん。
私もそう思います、だってレジスタンスに加わるまでは、いち村人だし。
義理堅そうな彼の事、養父母の手伝いはまめにこなしていたんじゃないか、と。
それからティナについては、勝手に崩壊後の設定なので、料理は必要にかられてる分上達してるはず。
オニオンについては、今回は遊びたくて最後までは手伝わなかったんじゃないかと(え)


全く関係ないですが、管理人設定の料理ランキング(爆)
1位 フリオニール(もうプロ主婦っぽい?)
2位 ジタン(本編で旅役者だというのなら、きっと炊事は分担してると決め付け)
3位 バッツ(多分勘で料理しそう。食べられる野草とかには詳しそう)
4位 ティナ(乏しい材料でいかに美味しく満足できるか…って節○生活じゃないし)
5位 オニオンナイト(案外手伝いをきちんとしてて、それなりに覚えていそう)
    ティーダ(こちらは親から可愛がられてない分、簡単なものなら何とかしそう)

7位 ウォーリア・オブ・ライト(そもそも覚えてない) 
    セシル(ずっと宮廷育ち、しかも兵士から暗黒剣士へ。絶対何もできない!)
    クラウド(確か料理だけは駄目だったような記憶が)
    スコール(ガーデン育ちですからね。セシル並みに家事能力皆無かと)

……失礼しました。

きれいなひとが、いました。

 

 『ラズベリータイム』

 

突然に、異世界というところに召還されて。
同じように召還された、戦士たちがいて。
これ以上何をどう驚けというのか、という程に、混乱していた俺の視界に。
飛び込んで来たのは、驚く程に鮮やかな、薔薇色の服。
(……!!)
他の戦士たちの中にも、目を奪われていた奴がいたのも、納得。
不安げな瞳で周囲を眺め、佇んでいたのは、今まで見たこともない美しい少女。
年の頃は、俺と同年代だろうか。
確かにその華奢な腰には、似つかわしくない一振りの剣。
戦士としてこの場にいる事は、明白で。

「ティナ=ブランフォード」と、少女は名乗った。

その外見以上に浮世離れした感のある、不思議な言動。
戸惑いつつも慣れることに、皆時間はさほど要しなかった。
何より少女は純真で、純粋だったから。
そして、いつもどこかが不安定で、見守っていたい気持ちになったから。
「あの、フリオニール。今、いいかしら」
「ん、どうした?」
ひとに何かを尋ねたり頼む時、ティナはいつも恐る恐るといった様子。
コミュニケーションに慣れていないのか、必要以上に顔色を伺う節もあって。
それはまるで、人慣れしていない幼子のようでもあるけれど。
無愛想が具現化したような男のスコールまでが、今では少女が口を開くのを静かに待つようになった。
当然俺も、笑顔を浮かべて彼女の話の続きを待つ。
すると。
「あの、これ」
「え?」
ティナが俺に差し出してきたのは、小さな籠。
甘い香りが微かに漂う中身は、どうやら野苺のようで。
真っ赤に熟した艶やかな実が、これでもかという程にぎっしりと入っていた。
「野苺か。どうしたんだ、こんなにたくさん」
「今朝、見つけたの。だから、ルーネスと一緒に、摘んできたの」
「へえ、よくこんなに見つけたな。頑張ったじゃないか」
俺は半ば無意識に、ティナの頭を軽く撫でる。
するとティナは、表情を綻ばせてから、言葉を続けた。
「それでね、フリオニール、これ、ジャムにしてみたいのだけど……作り方、知ってる?」
確かティナも、そこそこ料理はできた筈だが、何て思い返しつつ。
せっかく頼ってもらえているなら、と思考を切り替える。
「任せてくれよ。それじゃ早速取り掛かるとするか?」
「……ええ!」
ティナは珍しく、大きく頷いた。

台所で、まずは計量。
「いいか?ティナ。ジャムには果物の量の半分の砂糖を入れるんだぞ」
「まあ、そんなに砂糖を使うのね。知らなかったわ」
「俺も家事の手伝いしてなきゃ、知らなかったよ。それにしても大量だな、これならソースも作れる」
粒ぞろいの野苺を前に上機嫌の俺に、ティナが質問。
「ソースって、何に使うの?」
「肉料理に合うんだぞ、さっぱりしてるから。ジャムに調味料を入れて作るから、簡単にできるんだ」
「凄いわ、フリオニールは本当に色々よく知ってるのね」
俺の言葉に目を輝かせるティナの様子は、昔養母から色々教わっていたマリアに似てる。
そう、本当に少女のようで。
「よし、一気に作ってしまおう!ティナも手伝ってくれよ、まずはこいつを洗わないとな」
「ええ、勿論よ」
俺が大鍋や杓子を取り出している間に、ティナは丁寧に野苺を洗い始めた。
「私の世界では、野苺なんてなかったの。ううん、きっとなくなってしまったのね、世界が壊れた時」
彼女の世界は一度ケフカによって壊され、生命全てが消滅の危機に瀕していたそうで。
俺は無意識に目を閉じ、彼女の世界の悲惨さを思う。
「私が家事を覚えたのは、崩壊後の世界だったから……ジャムを作るなんて、考えもつかなかったわ」
「……そうか」
「今朝ルーネスと散歩に出た時も、彼がこれを見つけたの。彼もお家のお手伝い、してたって言ってたわ」
でも彼は、ジャムのレシピまでは習ってなかった、って言って、それでフリオニールに頼る事にしたの、と。
ティナは笑いながら、作業を続けた。

全ての木苺を洗い終えてから鍋に入れ、砂糖とレモン汁を加え、鍋蓋を閉じてから中身を揺する。
「これで砂糖を馴染ませてから少し置いて、後はひたすら煮詰めるんだ。案外簡単だろ」
「本当ね。ありがとう、教えてくれて」
納得できたらしいティナの言葉に、俺も満足した気持ちになる。
「それじゃティナ、火を入れる前にお茶でも飲むか。昨日の残りのクッキーもあったろう?」
「ええ、きっとティーダやジタンたちがお腹を空かせてしまってるだろうし、丁度良さそうね」
俺たちは話をしながら、既に毎日の慣習となった動作をこなし、10人分のお茶を準備して。
それぞれトレイを手にしてから、リビングへと向かった。


   *


きれいな、かわいいひとが、います。
かのじょはとても、こころがきれい。
かのじょはとても、こころがやさしい。

いっしょにいられて、ぼくはとても、うれしいです。

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シスターM
性別:
女性
自己紹介:
とうとう40代になった専業主婦。
二次創作歴はオンラインで10年程度。たまに好きジャンルのアンソロ本に寄稿させていただいてました。
此度はソフト未購入なのにムービーと素敵サイト様の作品によって墜落→6キャラ総愛され→本編6カップリングプラス、とブログがおかしな進化中。結局ハード込みでソフトお買い上げ(笑)自プレイはチュートリアルで既に断念気味。
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