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勢いだけでとりあえず開設した二次創作保管庫です。「二次創作」をご存知ない・嫌悪を覚える方は閲覧をご遠慮ください。DDFF及びFF6にて魔導の少女を溺愛する駄文を羅列いたします。
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2018/07/16 (Mon) 19:47
Posted by シスターM
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昔からイチオシしているこの2人、やっぱり好きです。
本編と異説との絡め方については、ちょっとだけ考えたりもしているのですが…。
形にできるものかどうかは、今ひとつ不明ですね(おい)

元々6本編が好きだったところから始まりました、管理人の二次創作人生。
子が1歳になったぐらいに始めたので、ちょうど10年経過いたしました<現在子が11歳
年々自分の状況も変わり、何より頭が固くなり始めたところがあり。
以前も申し上げましたが、正直なところ、そろそろ退くべきかと思うことが多々あります。
…ただ、やっぱり好きなんですよね。
ですから未だにこの世界へどっぷり浸り、漂い続けているわけでございまして。
恐らくこれからも、好きなものを好きなように書いていることと思います。
付き合っていただけるという心の広いお客様だけ、お付き合いくださいますように。


長々と失礼しましたが、本作は現代パラレル設定につき、苦手な方は閲覧時にご注意を。

(……来た……!)
職場のアドレスに宛てて届いたのは、一通のメール。
堅苦しい事この上ない、メール。


ただ、それは本当に、俺が待ち焦がれていたメールで。

 


『元後輩の奥さんと、俺。』

 


心を十二分に落ち着けてから、自宅で待ってるはずの奥さんに携帯メール。
『今日は早く上がります。カレーが食いたい』
程なくしてから、ティナ専用のメール着信が入り、早速チェック。
「……『何かあったのね?ビーフシチューの予定でしたが、カレーにします』か」
相変わらず勘の良い事で、と心で呟きつつ画面を消した。
帰りに彼女が好きなケーキでも土産に買うか、なんて思いながら。


大学のサークルの後輩だった、ティナ。
超マイナーで野郎ばかりが集う考古学研究部の、文字通り『華』だった彼女。
変人も多かったけれど、それなりにイケメンが多かった、その中で。
「よりによって、どうしてロックがティナを嫁さんに貰えるんだ!?」と。
結婚してから早2年、未だに当時の仲間から言われる始末な俺。
確かに年齢離れてるし、何とか去年ここの大学の助手に引っ掛かれたけど収入まだまだ

乏しいし。
オーバードクターやってた頃はフリーターと収入変わらなくて、会社勤めしてた彼女に

食わせてもらってたようなもん。
周囲からも、当時は散々な言われようだった。
(それでもティナが「ロックがいい」って言ってくれてたもんなぁ……)
当時の彼女の言動を鮮明に思い出し、ついだらしなく緩む自分の頬。
っ、いかんいかん!
今日は何としても早上がりして、ケーキ買って帰らねば!
雑務を一気に片づけるため、俺は気合いを入れ直した。


「……ただいまー」
「お帰りなさい!」
ケーキのボックス片手に玄関の扉を開けると、軽やかな声と足音。
学生の頃と変わらぬ、いやそれ以上に綺麗になった奥さんが、笑顔でやって来た。
「ティナ、これ」
「え?まあ、これ『ジドール』の?嬉しい、ありがとう!」
ここのケーキはややお高めだけれど、彼女の好物で。
素直にこれを見て、ぱっと表情を輝かせるなんて所は、今も変わらない。
「ありがとう、ロック。食後にいただきましょうね。すぐ食事にするわ」
ティナはそう言って、くるりと俺に背を向けたけれど。
「待って、ティナ」
俺はその背に声をかけ、静止させた。
するとティナはくるりと振り返り、俺に向かって訊ねてくる。
「何のお話?」
ああ、やっぱり何か感づいてんな、と変わらぬ勘の良さに感謝しつつ。
「ちょっとリビングで話そうか」
俺は彼女に、ぎこちなく笑いかけた。


リビングには、ティナの淹れてくれたお茶の香りが漂う。
「で、お話って?」
「ああ……ま、端的に言えばさ、コレの話」
俺がそう言ってブリーフケースから取り出したのは、件のメールの印字版。
いかにもな堅苦しい文章を一読すると、ティナの表情が変わる。
「ロック!これって」
「そ。とうとう来たぜ、採用通知!」
助手のままではいられない、と俺が一念発起して。
だめもとで受けた、某大学の教育職員採用試験。
この度見事に『合格』が決まり、正式な通知が来たのだ。
俺と彼女は顔を見合わせ、それからにこり、と笑い合って。
次にティナは、俺の首に手を回して抱きついてきた。
俺も彼女の背にしっかりと手を回し、しっかりと抱き留めた。


「ロック……おめでとう」
「ティナが応援してくれたおかげだよ。ホント、ありがとな」
「いいえ、あなたが一所懸命頑張ったからだわ。本当に、良かった」
「ティナ……」
俺たちは、どちらからともなく顔を見合わせ、再び微笑み合うと。
幸せな気持ちを分け合うかのように、ゆっくりと唇を重ねた。

 

    *

 

仕事、そこそこ順調。
家庭、すこぶる順調。
……もとい。


家庭、すこぶる絶好調。


今の俺、最大級に、幸福。

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◆ 元後輩の奥さんと、俺。
嬉しそうですね、ロック。
ティナの応援のお陰で通れたんですね。
2人は幸せそうで、羨ましいです。
頑張って下さい!
ティファ・ロックハート 2009/07/08(Wed)19:18:27 編集
コメントありがとうございました
幸せなロクティナは、管理人がずっと夢見ている図です。
このふたりには、いつも笑顔でいてもらいたいのですよね。
本編のキャラクターは皆何かしらの辛いものを背負っておりますが、どうしてもこのふたりを贔屓してしまうのが、悲しい性でございます。
シスターM  【2009/07/10 22:36】
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シスターM
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女性
自己紹介:
とうとう40代になった専業主婦。
二次創作歴はオンラインで10年程度。たまに好きジャンルのアンソロ本に寄稿させていただいてました。
此度はソフト未購入なのにムービーと素敵サイト様の作品によって墜落→6キャラ総愛され→本編6カップリングプラス、とブログがおかしな進化中。結局ハード込みでソフトお買い上げ(笑)自プレイはチュートリアルで既に断念気味。
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