◆１７ 空々しい嘆きの色（９→６的）

こんばんは、管理人です。
桜前線も漸くゴールが近付いた様子で、あとは北の最果てを残すのみのようですね。
ちなみに管理人の住まう地域では、今が盛りでございますよ＾＾；

空飛ぶ青い何か。様から 拝借した「空と青で33のお題」  、久々に更新です。
相変わらずのガッカリクオリティにつき、ご容赦願います。
糖度だけは高めのラブラブな駄文を妄想してはいるのですが、こっちが先に上がったもので（汗）。
今週中に、もそっとまともにＣＰ作品書きたいです、本当に。

１７　空々しい嘆きの色

三文芝居にもなりゃしない、滑稽なそれ。

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素直に感情を表す事だって、やろうと思えば、できた筈。
だけど、１歩。
いや、10歩？それとも50歩？

……例える数の大きさなんぞ、どうだって、いいけれど。
やっぱり俺は、空気を読んで退くなんて、大人ぶった真似をしてしまったんだ。

嘘みたいに綺麗過ぎる心を持った、とびきりのレディーには。
それなりに酸いも甘いも噛み分けてきた、俺みたいな奴なんかより、さ。

例えば純朴そのものを絵に描いた、好青年だったり。
仲間の前では大人ぶっても、根は真っ直ぐで将来有望そうな少年だったり。
阿呆みたいに悩みまくってばっかりで、本当は誰かに支えて欲しがってる奴だったり。

あの、本当に綺麗なものを見て、素直に綺麗だって言える奴らの方が、いいんだ。

いつもは主役を張るこの俺が、今回ばかりは狂言回し。
せいぜい道化でも気取って、派手に盛り上げてやるから、な。

 

……お前たちにとっても、俺にとっても唯一無二のレディーを。
ちゃんと、笑わせてやれよ。