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勢いだけでとりあえず開設した二次創作保管庫です。「二次創作」をご存知ない・嫌悪を覚える方は閲覧をご遠慮ください。DDFF及びFF6にて魔導の少女を溺愛する駄文を羅列いたします。
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2024/11/22 (Fri) 00:37
Posted by シスターM
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こんにちは、管理人です。
本日は桃の節句ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
拙宅へご訪問下さるお客様は、ほぼ100%お嬢様だと思いますので、おそらく何かはやるのかな、と。
ちらし寿司食べたりとか。
管理人宅は私しか女子がいませんが、何となくスーパーで生ちらし買っちゃいました(爆)。

まあ、そんな余談は置いといて。
空飛ぶ青い何か。
様から 拝借した「空と青で33のお題」。素敵な文章…は相変わらず捻れていません。
次元城を天空の○ピュ○か何かと勘違いした妄想ですので、痛々しい事限りなし。
いつか書き直す可能性大です。

3 虚空に映る水辺

空のお城で、あったお話。


   *


彼の仇敵だという魔道師の、空中の城は。
城の上に草木が茂り、花が咲いて、泉が湧いて。
泉に映るのは、背を丸めた、旅人。

「うへぇ……」
高い所は苦手だ、と珍しく沈んだ調子の、彼。
普段はあれ程好奇心が旺盛で、いつも瞳を輝かせているのに。
不思議な気分を感じつつ、顔色を伺う。
「どうした?ティナ」
「うん。その、大丈夫?バッツ」
「……あー、何とかね。でもやっぱり、苦手なんだよなあ」
空を見上げて、溜息ひとつ。

高い所が怖いなんて、そんな感覚に襲われた事はない。
ティナは平気なの、と問いかけられ、頷くと、目を瞠られた。
凄いなあ、やっぱり空を飛べたりするからかなあ、って。
彼の言葉は子どもみたいに素直で率直で、私は自ずと笑みを零す。
「バッツ」
飛んでみる?と首を傾げ、訊ねると。
彼はかなり長い事、逡巡してから。

「そのうち、な」

苦笑しながら、答えてくれた。


   *


空のお城の、あのお話は。
貴方、今も、覚えてる?

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プロフィール
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シスターM
性別:
女性
自己紹介:
とうとう40代になった専業主婦。
二次創作歴はオンラインで10年程度。たまに好きジャンルのアンソロ本に寄稿させていただいてました。
此度はソフト未購入なのにムービーと素敵サイト様の作品によって墜落→6キャラ総愛され→本編6カップリングプラス、とブログがおかしな進化中。結局ハード込みでソフトお買い上げ(笑)自プレイはチュートリアルで既に断念気味。
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