勢いだけでとりあえず開設した二次創作保管庫です。「二次創作」をご存知ない・嫌悪を覚える方は閲覧をご遠慮ください。DDFF及びFF6にて魔導の少女を溺愛する駄文を羅列いたします。
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恋花(こいはな)様から拝借したお題の7つ目に参りました。
まず、ここでお断り申し上げますが、本作は拙宅の中で一番の大人向け扱いとなってしまいました(汗)。
ぶっちゃけ『共寝した朝』ですが、管理人が苦手な分野の成人向けシーンは皆無です。
というわけで、そのまま投稿いたします。
まず、ここでお断り申し上げますが、本作は拙宅の中で一番の大人向け扱いとなってしまいました(汗)。
ぶっちゃけ『共寝した朝』ですが、管理人が苦手な分野の成人向けシーンは皆無です。
というわけで、そのまま投稿いたします。
白いシーツが、色を帯びる。
*
(ん……)
目を開いたら、最初に視界に入るのは、薄紅が映った天井。
耳に入って来るのは、穏やかで静かな寝息。
身体の向きを変えようとする度に、感じるのは緩やかな拘束。
逞しい腕と温もりに包まれている、安堵感。
(まだ、寝てるのね)
男の人にしては長い睫毛が、白い肌にうっすら影を落として。
冴え凍る月のような輝きを秘めた碧眼は、瞼に閉ざされている。
光の粒子のような金髪が、枕の上に散らばっている様子は、彼の安らいでいる証のようで。
心が温かくなる感覚に、知らず笑みが零れた。
「……ティナ、目が覚めてたのか……」
薄い瞼がゆっくりと持ち上がり、青い瞳に私を映して、彼は笑う。
「ごめんなさい。起こしてしまったかしら」
「いや」
寝起きの掠れ気味な声が、どきりとするような色気をかもし出していて。
少しだけ身を強張らせた私の頬をするりと撫でて、そのまま彼の端整な顔が近付く。
目を閉じて、触れるだけの優しい口付けを受け入れる。
吐息まで激しく奪い合うような、荒々しいキスよりも、こちらの方が私は好き。
(……そんな事は、言えないけれど……)
温もりと軽いリップノイズを残して、唇は離れ。
「おはよう、ティナ」
「おはよう、クラウド」
私に挨拶をしてくれた人に、笑顔と言葉を贈ってから。
彼の体温を感じたくて、私は彼に抱きついた。
「どうした?」
「ううん、何でもないの。ただ、こうしたくて」
「……そうか」
穏やかな声と、私を包み込んでくれる温もりが心地良くて。
私はゆっくり、目を閉じた。
*
もう少しだけ、このままで。
(お題配布元:恋花─こいはな─様)
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女性
自己紹介:
とうとう40代になった専業主婦。
二次創作歴はオンラインで10年程度。たまに好きジャンルのアンソロ本に寄稿させていただいてました。
此度はソフト未購入なのにムービーと素敵サイト様の作品によって墜落→6キャラ総愛され→本編6カップリングプラス、とブログがおかしな進化中。結局ハード込みでソフトお買い上げ(笑)自プレイはチュートリアルで既に断念気味。
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