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本日から、バーチャルコンソールでFF1を始めました(爆)
色々と突っ込みたいところは満載ですが、とりあえず面子は戦士・赤・黒・白。
ライトさん絡みのネタでも浮かぶと嬉しいな、なんて思います。
そして、突発駄文をまた更新。
ロクレイ前提的なティ→ロクっぽい駄文、正直救いはないかもしれません(汗)
幸せな創作をご期待なさっているお客様は、閲覧をご遠慮願います。
叶うなら。
貴方の傍で、眠りたいと思った。
『もしも、明日が。』
自覚したのは、いつ?
無意識に目の端で追う、背中の寂しさに気付いて。
決して見せない瞳の奥を、覗いてみたいと感じて。
快活そうな笑みの中、溶けない氷に包まれた苦しみを見つけて。
胸が、苦しくなった。
離れ離れとなった時、私の心の中には貴方がいた。
記憶の中の貴方は、不思議な程に悲しげな笑顔で。
私の名を、呼んではくれなくて。
声には出さなかったけれど、常に彼女を追っていた。
お願い、こっちを見て。
もう一度、私の名前を呼んで。
幾度も心の中で繰り返し、涙を流して目覚めた日もあって。
そして、貴方と再び出会った。
「ティナ、見てくれ!」
誇らしげに掲げて見せたのは、伝説の魔石の欠片。
狂気にも似た彼女への強い愛が、貴方を動かす力だった。
貴方の心の中に、やはり私は存在していなかった。
──でも、それで良かった。
「良かったわね、ロック」
離れていた間に覚えた笑顔で、私は告げる。
だってそうすれば、貴方はきっと笑ってくれるでしょう?
最後の闘いが、近付く。
限られた命の時間を、意識しながら私は進む。
予測できていた事実なのに、それでも心が怯えてしまうけれど。
足が竦んで、歩みを止めてしまいそうになるけれど。
「ティナ、大丈夫か?」
「ええ。ごめんなさい、心配いらないわ」
隣を歩いて私を気遣ってくれるロックへ、笑顔を返す。
過去に決別できた貴方の、笑顔は眩しい程に綺麗。
その笑顔に巡り会えた幸福を、噛み締める。
心の中に留めておけるなら、きっと。
最期を迎えるその時に、少しでも安らげるだろうから。
「ロック、ありがとう」
「?何がだい、ティナ」
私が発した感謝の言葉に、首を傾げる貴方へ。
精一杯の笑顔を作って、答えた。
「貴方に逢えたから、今の私がここにいるの。だから、ありがとう」
*
叶うなら。
貴方の傍で、眠りにつきたいと思った。
そうすれば、きっと貴方を夢見て逝けるだろうから。
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二次創作歴はオンラインで10年程度。たまに好きジャンルのアンソロ本に寄稿させていただいてました。
此度はソフト未購入なのにムービーと素敵サイト様の作品によって墜落→6キャラ総愛され→本編6カップリングプラス、とブログがおかしな進化中。結局ハード込みでソフトお買い上げ(笑)自プレイはチュートリアルで既に断念気味。