勢いだけでとりあえず開設した二次創作保管庫です。「二次創作」をご存知ない・嫌悪を覚える方は閲覧をご遠慮ください。DDFF及びFF6にて魔導の少女を溺愛する駄文を羅列いたします。
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拍手お礼駄文入れ換えに伴う、リサイクルな過去ログアップ。
何気に同居設定っぽいのは、どうぞスルーして下さいませ(苦笑)
何気に同居設定っぽいのは、どうぞスルーして下さいませ(苦笑)
水族館(aquarium)
朝、目を覚ますと、隣に眠ってたはずのクラウドがいなくて。
ゆっくりと起き上がり、目を擦りつつリビングへ向かうと、新聞を読んでいた。
「おはようクラウド、早いのね」
「ああ。起こしたか?」
「いいえ、ちょうど目が覚めただけ。朝食、すぐ準備するわ」
欠伸を噛み殺しつつキッチンへ立とうとする私に、彼が声をかけてきた。
「なあ、ティナ。すぐに支度できるか」
「え?外に出るの?」
確か彼は、今日久々の休暇の筈で。
疲れてるんじゃないかという私の危惧を感じ取ったのか、彼は頷いて続ける。
「大丈夫、昨夜は熟睡できたからな」
「でも」
「心配性だな、ティナは。俺の言う事が信用できないか?」
言いよどむ私に苦笑いしてから、クラウドはゆっくりと立ち上がって。
私の傍に歩み寄ると、額に軽く口付けをした。
「久々の休暇だ。天気もいいし、ドライブがてら出かけよう」
「……いいの?」
首を傾げる私に、優しく微笑んで。
「水族館、行きたがっていたろう?せっかくだから、今日行こう」
数日前のテレビで放映されていたニュースを、気にしていた私の事を。
しっかりと見ていてくれた優しさが、嬉しくて。
「……ありがとう」
言葉と一緒に、頬へ軽く唇を押し当てると、クラウドは笑みを深めて。
「礼などいらない。あんたが喜ぶなら、俺も嬉しい」
耳元にそっと囁きながら、私をふわりと抱き締めた。
*
今日は貴方と、一緒に過ごす日。
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シスターM
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女性
自己紹介:
とうとう40代になった専業主婦。
二次創作歴はオンラインで10年程度。たまに好きジャンルのアンソロ本に寄稿させていただいてました。
此度はソフト未購入なのにムービーと素敵サイト様の作品によって墜落→6キャラ総愛され→本編6カップリングプラス、とブログがおかしな進化中。結局ハード込みでソフトお買い上げ(笑)自プレイはチュートリアルで既に断念気味。
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